製品カタログのダウンロード


お見積りのご依頼


■ 製品に関するお問い合わせ


 
エアレス還元剤注入システムを採用し、低コスト・省スペース化を実現したARIS SCR System 。2002年の販売開始から積み重ねた国内300基以上の納入実績を基に、NOx削減に取り組む各企業の幅広いニーズにお応えします。



エアレスインジェクター
尿素水注入ノズルとして従来採用されている2流体式エアアシストノズルに替わり、エアレスインジェクターを採用。これにより、圧縮空気・洗浄水といったユーティリティーを必要とせず、尿素水注入装置の高い信頼性と小型省スペース化を両立、さらに省エネルギー、低コスト化を実現しております。>>> インジェクター 詳細
省スペースでレイアウト自由自在
脱硝反応器の小型・軽量化とともに、エアレスインジェクターのシンプルなシステムにより、制御盤とポンプユニットの一体設計が可能となり、設置機器点数を従来の半分以下としています。

              【 従来型 】                       【 ARIS SCR

安定した高脱硝率の自動制御システム

独自の自動制御システムにより、負荷変動、NOx濃度変動に柔軟に対応。先行信号ベースのフィードフォワード制御に加え、脱硝反応器出口設置の排ガス分析計出力によるフィードバック制御もラインアップし、お客様のご要望に応じたシステムをご提案します。
短納期
調達・製作の効率化により、標準納期3ヶ月という短納期を実現。
各機器の小型化・機器点数の最少化により施工期間を短縮
数十kW程度の小型から数MWの大型エンジン、小型ボイラ等幅広く対応した300基以上の実績を基に、各NOx排出条件に応じて、また特殊条件に対しても柔軟かつスピーディに検討・ご提案致します。
充実したアフターサービス
納入後についても、定期メンテナンス、定期的な脱硝性能測定を実施するとともに、脱硝装置に最適品質の尿素水を計画的に手配・供給するサービスも行っております。
>>> 脱硝用尿素水詳細




省スペースでレイアウト自由自在
尿素水を冷却水として循環することにより、インジェクターを常に一定温度以下に冷却し、インジェクター内部での尿素熱変性・閉塞の問題を一挙に解消。圧縮空気・洗浄水は不要です。




尿素水注入用ノズルとして、従来採用されている2流体式エアアシストノズルに替わり、エアレスインジェクターを採用。これにより、圧縮空気・洗浄水といったユーティリティーを必要とせず、高い信頼性と小型省スペース化を両立した画期的な還元剤注入装置です。
尿素水循環方式の採用
尿素水を冷却水として循環することにより、インジェクターを常に一定温度以下に冷却し、インジェクター内部での尿素熱変性・閉塞の問題を一挙に解消。圧縮空気・洗浄水は不要です。
 
【 エアレスインジェクター 機構図 】
 
PWM制御による速い応答性  
還元剤の注入量コントロールは末端のインジェクターにてPWM※1(パルス幅変調)制御。応答性が求められるシステムで特にその性能を発揮します。

photo. (上)噴霧状態
(下)配管取付状態
 ※1: Pulse Width Modulation
還元剤注入装置のシンプル化 
尿素水循環ライン1系統のシンプルシステムゆえに、制御盤とポンプユニットの一体設計が可能となり、大幅な小型省スペース化を実現。さらには、消費電力300W以下と省エネにも大きく貢献。
【 基本仕様 】
項 目 仕 様
寸 法 φ40mm×H85mm
重 量 700g
材 質 SUS
コイル DC24V 35W
注入量制御 PWM
注入量レンジ 6 - 640 mL/min
噴霧角 40 - 60°
噴霧圧力 0.4 - 0.8 MPa
循環流量 0.4 - 1.0 L/min
耐熱温度   550
平均粒径 65 - 100 μm
 
アンモニア水にも対応
エアレスインジェクターは、アンモニア水注入用のインジェクターとしても使用可能です。
 




エアレスインジェクターのシンプルなシステムにより、制御盤とポンプ盤の一体設計を標準化。高い信頼性と小型・省スペース化の両立を実現しています。


photo. (上)1台制御盤×5台設置
 (中)制御盤面拡大 (下)盤内
ARIS SCR Systemの制御系
制御対象はインジェクターとポンプのみとなり、制御系統は、
 インジェクター駆動制御 | ポンプ運転制御 | 還元剤注入量演算制御
の3系統で基本構成されます。入力信号としては、NOx量先行信号(発電量 / 燃料消費量など)と排ガス温度の2点を標準とし、フィードバック制御仕様では、脱硝反応器出口のNOx濃度信号が追加となります。また、標準的な起動停止制御は、以下のようになります。
 排ガス温度の上昇に従い、まず循環ポンプを起動し、インジェクターの冷却運転を開始、注入開始条件成立にてインジェクター駆動、脱硝を開始します。停止時は、インジェクター停止後も排ガス温度に応じて、インジェクターの冷却運転は継続し、循環ポンプ停止にてシステム停止となります。


ノンシールマグネットカップリングポンプ
photo. ポンプ盤内
尿素水循環ポンプとして、高性能マグネットカップリングベーンポンプを採用。尿素水特有のメカニカルシール不具合を解消し、尿素水漏れの心配は不要です。その他の計器類についても、尿素水に対して十分に実績のあるものを採用しており、トラブルは皆無です。 


【 ポンプユニット一体型制御盤 標準仕様 】
項 目 仕 様
1台制御  2台制御 3台制御
概略寸法 W600×D400×H1700mm  W900×D400×H1700mm  W900×D550×H1700mm
概算重量 150 kg 180 kg 210 kg 
制御盤仕様 
電 源 三相 AC200-220V 50Hz / 60Hz
 電源容量  1 kVA以下  1.5kVA以下 2 kVA以下 
消費電力 300W 以下 500W 以下 700W 以下 
制御部 PLC集中制御  
表示・操作部 タッチパネル(一部セレクタスイッチ使用)  
制御方式 排ガス量指標信号によるプログラム制御
制御オプション 電源: 単相 AC100V / 3相 AC380-440V
制御方式: NOx測定値によるフィードバック制御
ポンプユニット仕様 
ポンプ マグネットカップリングベーンポンプ
ポンプ台数   2台
(主機+予備機)
3台
(主機×2+予備機)
4台
(主機×3+予備機)
 吐出圧 1.0 MPa max. 
 駆動モータ 3相 AC200-220V 50Hz / 60Hz 90W
 駆動モータオプション 単相 AC100V / 3相 AC380-440V




脱硝触媒としては、一般的にチタニア-バナジウム系と呼ばれている酸化チタン(TiO2)を担体とし、触媒活性成分として酸化バナジウム(V2O5)の他、タングステン(WO3)等を担持したハニカム触媒を採用しております。


 photo. (上)小型触媒モジュール
 (中)脱硝反応器 (下)触媒充填
小型触媒モジュール
□150mmの触媒ブロックを4本組にてフレーム枠に収めることで機械的強度、ハンドリング性を高めた小型モジュールとなります。 触媒の充填作業にはクレーン等の重機を必要とせず、下図のように反応器のガイドレールへスライド挿入することで行います。これにより、反応器周囲のメンテナンススペースを最小限に抑え、レイアウトの自由度も高くなります。 
 
 
 photo. 大型触媒モジュール
その他、大型エンジン、各種ボイラ、ごみ焼却設備等の高ダストアプリケーション、オフガス等の排ガス用など各種脱硝触媒を取り扱っております。詳細につきましては、お問い合わせ下さい。

     
    製品概要   ラインアップ   オプション   納入事例
     
 
HOME 製品情報 ダウンロード 会社情報  お問い合わせ 個人情報の取扱いについて
  Copyright © 2016 FORECO inc. All rights reserved.